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「LGBTの理解が遅れている日本で、地方から新しい動きがおきています」
東京レインボープライドはコロナによりオンライン開催に。
しかしオンラインになったことで地方から参加しやすくなったというメリットも生まれました。
三重県出身の山口さん。
「地方ではLGBTの情報がまだまだ少ない」
今は東京で暮らす山口さん。
生まれた時の性別は女性でした。
「親は女の子らしい格好を望んでた。イヤとは言えなかった」
体は東京でも、心はいつも三重にある山口さん。LGBT支援団体の代表として交流会を開催しています。
そして参加者の前ちゃん。生まれた時は男の子。
”自分だけ人とは違う”と感じていました。それは山口さんが学生時代に感じていたのと同じものです。
前ちゃん「しょういちさんと出会って自分以外も当事者がいると知りました。彼の活動している姿に憧れています。」
山口さんは三重県内での講演会も行なっています。
そして今、山口さんらの活動が報われました。三重県はアウティング禁止条例を施行。
山口「条例はあくまでもスタートだと思います。さらに地方を変えるために発信していくことが必要だと考えています。」
日本のLGBT理解は少しずつですが地方からも広がっており、確実に進んでいます。