四日市市男女共同参画センター業務委託講座
(はもりあカレッジ)
「働きやすさを考える〜性の多様性の視点から〜」
を開催しました。
11/28(火)と12/13(水)の2日間という、平日の忙しい時間帯にもかかわらず
受講いただいた方、ならびに講師として参加くださった方、本当にありがとうございました。
学校現場でのLGBTQやジェンダーへの理解や認知は、授業や講演で学ぶことで進んできているものの、社会的な課題としての差別や偏見はまだまだ多く、LGBTQの認知度も低いです。
学生の方が就職活動を経て企業へ入社した際、企業のLGBTQに関する認知度の低さにショックを受けたという話を聞きました。
そのような「就職に関する現状」を知り、LGBTQも含めて誰もが働きやすい職場をめざしていけたらと思い、今年の7月より構想・企画を進めてまいりました。
11月28日「第一回 働きにくくない職場づくり」
LGBTQ当事者3名を講師としてお招きいたしました。
就職活動ではLGBTQ当事者であることを説明したか?LGBTQ当事者であることは周囲へカミングアウトしてあるか?
その他、職場での認知度はどうか?など
質疑応答や経験談を時折交えながら、和気あいあいとした雰囲気で進んでいきました。
就職活動時から現在に至るリアルな話を伺うことができ、貴重な時間を過ごせました。
12月13日「第二回 LGBT先進企業の取り組み」
三重県内にあるLGBTQへの取り組みが積極的に行われている企業の担当者を、講師としてお招きいたしました。
お客様にもLGBTQはいます。特別扱いはせず変わらないサービスを提供していたら、結果的にLGBTQに関して肯定的な従業員が多く見受けられました。
また、LGBTQも含めて"全ての"従業員が働きやすい環境づくり、社内規程の再構築をおこなうことで、仕事に対するモチベーションが上がり、結果的に離職する人数は少なくなることが分かりました。
講座全体を通して、とても良質な内容で学ぶところが多く、有意義なひとときとなりました。
LGBTQも含めて誰もが働きやすい職場づくり、住みやすいまちをめざして、今後も啓発活動を進めていきます。
三重レインボープライド
四日市市担当 poko